ファンヒーターのエラーで自動停止
コロナ製ファンヒーター、ダイニチ製ファンヒーター共に、長い間使用していると不完全燃焼を起こし停止してしまうことがあります。
エラー番号は
コロナ製 :E4
ダイニチ製:E03
シリコンがフレームロッドに付着してエラーがでると言われていますが、私の見解は少し違います。
燃焼部の汚れ
以前から、フレームロッドにシリコーンが付着したために発生するエラーと言われ、フレームロッドを磨いたり、交換したりしていました。
燃焼をよく観察してみると、強火にすると赤い炎が多いことが目につきます。
フレームロッドの汚れよりも、燃焼部の目詰まりによって炎が不安定になっていることが原因ではないかと閃きました。
それからは、燃料部を掃除するだけで快適にシーズンを超えられます。
コロナ製ファンヒーター
分解清掃
3年程使用していたファンヒーターにE4エラーが表示されたので修理をしました。
E4エラーの内容は、運転中に炎が消えた(途中失火)
経験から、バーナーヘッドの詰まりが原因なので、さっそく分解清掃。
ひたすら、ネジを外して分解。
写真を撮りながら分解していくと、見直すことができるのでお勧めです。
3年間溜まっていたホコリも合わせて掃除して、綺麗にしていきます。
バーナーヘッドが見えてきたので、取り外して真鍮ブラシで掃除います。
左が掃除前、右が掃除後
掃除前には白い粉のような物が付着していますが、成分は何かわかりません。
真鍮ブラシで全面掃除をして、白い粉を取り除きます。
あわせて、フレームロッドも掃除しておきます。
あとは、組立をして完了ですが、問題発生!
給油エラーが表示
ん?
基盤を確認
基盤の抜き差しを頻繁にしていたため、給油センサーのコネクタがグラグラしていました。
半田づけをしたのですが一向に治らずで、お蔵入りとなりました。
基板がヤフオクなどで探して取り付けて再度使用したいので、倉庫に寝かしておきます。
ダイニチ製ファンヒーター
分解清掃
ダイニチ製のファンヒーターの調子がわるくなったので、燃焼部を掃除します。
用意する道具
- 長短プラスドライバー
- 真鍮ブラシ
まずは、本体正面したの2本を外して、まえの化粧を取り外します。
燃焼部を覆うカバーがあらわれます。
2本のネジを外すと、カバーが外せます。
カバーを外すと、ヒータープラグ、フレームロッド、バーナーヘッドが見えます。
ネジを2本外すと、バーナーヘッドが取り外せます。
こんな感じに取り外せます。
バーナーヘッドを見てみると、白い付着物が付いています。
これを真鍮ブラシで綺麗にします。
左に見える黒い点は、ヒータープラグの点火ポイント
バーナーヘッドを清掃するときの注意点
白い付着部は落ちづらいので念入りに掃除し、よく吹いて見えづらい粉を取り除くこと。
掃除し終わったら、取付て終わりです。
左から、通常時の炎、強火の炎、エラー発生時の強火の炎
購入
コロナ製はメンテナンスが面倒なので、ダイニチ製の石油ファンヒーターを購入しました。
点火までの待ち時間が短いのは、とても快適です。
寒冷地で使用するにはお勧めです。
もう、コロナ製には戻れないです。
電気代も気にしたいところですが、温風が直ぐにでることに変えられません。
ただ、点火音がもう少し小さくなってくれると助かります。
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